同じ境遇の方々と情報共有をして支えあう
ガーゼ帽子を通した心と身体に寄り添う支援

ガーゼ帽子を縫う会
代表 吉田 久美さん

今月の街の人はガーゼ帽子作りやピアサポートを通して、がんと向き合う患者さんの心と身体に寄り添う活動をされている「ガーゼ帽子を縫う会」代表の吉田久美さんをご紹介します。

がん患者さんへの支援を始められたきっかけは何だったのでしょう。「41歳の時に乳がんになり抗がん剤による治療を受けました。治療で身体が辛いうえに脱毛のストレスまでも抱え心が折れそうになる時期がありました。医療用の帽子がピタッとしたスイミングキャップのようで鏡を見ると能面のように…更に気分が落ち込みかけた時、気に入った帽子がなければ自分で作ろう!と決意。同じ乳がんと向き合っている仲間と一緒に、肌に優しいガーゼ素材の帽子作成を始めました」。

治療を無事に終えた吉田さんは、本格的にがん患者さんへのサポートを始められます。情報を共有しながら小さな達成感を互いに分かち合う「ガーゼ帽子を縫う会」を発足し、乳がん体験者コーディネーターやメンタルケア心理士等の勉強をされ、現在では平塚共済病院の乳がん情報提供室に勤務されています。「がんという病はひとりで頑張るよりも、支えられて前に進む事ができる病だと感じています。ひとりじゃない。応援しています」。

ガーゼ帽子を縫う会
http://gaze-boushi.com/