今回は寒川町にある菅谷神社のご紹介です。

菅谷神社の神輿は、天保9年(1838年)五月國府祭(大磯神揃山)に渡御された寒川神社の神輿がその帰路相模川の増水により流失し、南湖の浜に引き上げられたという神輿(湖南地方随一の祭典「浜降祭」のルーツとも一説に伝わる)で、天保10年寒川神社との神縁により譲渡され修復されたものです。

この神輿は、全国にも類をみない程雄壮・華麗なものでありますが長年の奉仕により近年傷みがひどく現在は御殿に奉安され、昭和54年12月15日付「天保神輿」として寒川町重要文化財に指定されています。

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